蓄膿症になると、鼻がつまったり、

鼻の中からイヤなにおいがするといった不快な症状が起こります。
実は風邪や花粉症が原因で発症することもある、とても身近な病気なのです。

鼻水や鼻づまりの症状が長引いていませんか?

そのままにしていると悪化してしまい、
合併症を引き起こす恐れもあります。

そんな蓄膿症とはどんな病気なのか等や
蓄膿症の治療法として自宅でできる治し方について紹介していきます!

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蓄膿症とはどんな病気なの?

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鼻の周りには「副鼻腔」と呼ばれる空洞があり、
そこが風邪や花粉症などにより炎症を起こしてしまう病気を「副鼻腔炎」と言います。

そして、発症初期のものを急性副鼻腔炎、
その炎症が長引いてしまったものを慢性副鼻腔炎、一般的に「蓄膿症」と言います。

蓄膿症の代表的な症状は鼻水や鼻づまりで、
特徴としては黄色や緑がかった粘着性のある鼻水です。

しかし、それらの症状が出ているにもかかわらず、
花粉症などによる「アレルギー性鼻炎」だと思い込んで診察を受けない人が多いのが現状なのです。

蓄膿症の症状とは?

蓄膿症になってしまうと鼻づまりに始まり、いろいろと不快な症状が出てきます。
以下の症状がある人は蓄膿症の可能性があるかもしれません。

  • 鼻が詰まって息苦しい
  • 鼻をかんでもかんでも鼻水がでる
  • ドロッとした黄色や緑色の鼻水がでる
  • 両頬や目の周囲など副鼻腔のある場所が痛んで重く感じる
  • 鼻水がのどまで垂れてきてネバネバして気持ち悪い
  • 鼻づまりで嗅覚が鈍り、食事の味が分かりにくい
  • 鼻の中からイヤなにおいを感じる
  • 頭痛

蓄膿症はただの鼻詰まりだと決して油断してはいけません。
そのまま放置していると、中耳炎や目の疲れに痛み、
脳膿症や髄膜炎などの合併症を引き起こしてしまい、
最悪の場合は後遺症が残り、死に至ることもあるのです。

蓄膿症になる主な原因とは?

蓄膿症になる主な原因としては、
風邪や花粉症からくるアレルギー性鼻炎、鼻の形が原因だと考えられています。

風邪

鼻の粘膜の炎症が副鼻腔にまで広がってしまい、蓄膿症になることがあります。

花粉症やカビによるアレルギー

風邪と同じように鼻の粘膜の炎症が副鼻腔にまで広がってしまい、
蓄膿症になることがあります。
花粉だけではなくホコリやペットなどのハウスダストも原因になってしまいます。
カビなども原因になるので自分が何のアレルギーなのか検査しておくと予防にもつながります。

鼻の形

鼻の真ん中を通り、左右を分ける仕切りのような鼻中隔。
これが極端に曲がってしまうと、片方の鼻の通りが悪くなり、
副鼻腔が炎症を起こしやすくなってしまいます。

鼻のかみすぎ

アレルギーや風邪などで鼻水が出ているときにどうしても強くかんでしまうことがあります。

気分的にもすっきりしそうだし、鼻はかむほうがいいです。
でも過度に両方の鼻を一度にかもうとすると副鼻腔に鼻水が入り込んでしまうことがあります。

鼻水の菌をつけてしまうことになるので、
片方の鼻の穴から順に優しくかむことを習慣つけます。

虫歯

虫歯から?と不思議に思うかもしれませんが副鼻腔は口と繋がっています。
虫歯菌が歯茎や歯の根から侵入していくことがあります。
歯茎が歯周病になってしまったときも、
膿んでいるのは同じなので同じように副鼻腔まで膿んでしまうことがあります。

歯は早め早めに治療するようにしてください。

これら以外にも栄養の偏った食生活、ストレス、顔面のケガが原因となることもあります。

蓄膿症と他の鼻の病気との違い

鼻水が出たり詰まったりして困ることはよくあることで、いろいろな病気と蓄膿症との違いは何でしょう?

アレルギー性鼻炎

季節性のアレルギー性鼻炎は花粉など季節ごとにアレルゲンがあり、
そのアレルゲンが鼻につくことで鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状がある状態です。

通年性のアレルギー性鼻炎はカビやハウスダストによっておきます。

後鼻漏(こうびろう)

鼻は前にだけ出ているのではなく、喉のほうにも流れています。
その喉に流れる状態を後鼻漏といいます。

普通に生活していると何かの症状がなくても鼻は出ています。
鼻水として出ないで喉に落ちていて気付かない状態は問題ありませんが、
副鼻腔炎などによって量も多く膿んだ鼻水が喉に落ちると
咳が出たり気管にまで入って気管支炎や肺炎のなってしまうこともあるので
原因になっている病気を早めに治療することが必要になります。

副鼻腔炎

風邪やアレルギーやほこりなどから細菌がやウイルスが副鼻腔に入り込んで
炎症を起こしている状態を副鼻腔炎といいます。

急性副鼻腔炎は1−2週間顔面や頭痛も伴う症状が完治までは1か月くらいかかり急に起きた状態です。

その急性の副鼻腔炎が繰り返し症状が出たり、8−12週間以上症状が
続く状態になると慢性の副鼻腔炎と呼ばれます。

粘り気のある色のついた鼻水が出たら耳鼻科で早めに治療すると
慢性にならずに治ることが多いです。
慢性になって治療に何年もかかってしまう状態が蓄膿症と呼ばれます。
どのような鼻の病気もこじらせると蓄膿症への危険があります。

蓄膿症と関連しておきやすい病気

蓄膿症になってしまうと常に副鼻腔が炎症を起こしている状態になります。
そのために、鼻と繋がっている耳が中耳炎も炎症を起こしてしまったり、
目を中から圧迫して目の痛みなどを起こすこともあります。

さらに怖い症状として脳膿症や髄膜炎になることもあります。
意識障害や麻痺が出て原因が蓄膿症だったということもあり、
後遺症も心配され、放置すると命にかかわる場合もあるので早めの治療が必要です。

自宅でできる治し方とは?

蓄膿症の治療法はいろいろとあるのですが、

まだ初期の症状なら自宅でも治すことができます。

蓄膿症になってしまったときは、まず生活習慣を見直し、
バランスの良い食事を摂って、
なるべく空気のキレイな場所にいるようにしましょう。

蓄膿症は体の抵抗力が弱まっているときになりやすい病気なので、
きちんと生活習慣を正し、
栄養バランスの良い食事を取るようにして、
体の免疫力を高めることで蓄膿症も改善されていきます。

そして、自宅の掃除をしてキレイな空気にすることが大切です。
蓄膿症は空気感染する可能性があるので、
大気中のウイルスや雑菌のせいで蓄膿症になってしまうこともあるのです。

ですから、空気をキレイにすることで、蓄膿症も改善されるでしょう。

それから、蓄膿症の治療法で自宅でできる治し方として、
鼻洗浄(鼻うがい)があります。

耳鼻科でも蓄膿症の治療として鼻洗浄を行うのですが、
自宅でも鼻洗浄は行うことができます。

鼻洗浄はこちらのネティポットという
鼻うがい専用の器具を使って簡単に行うことができます。
ネットでも数百円から購入することができますので簡単に始められますよ。

鼻洗浄の方法としては
食塩水を使い、自分で鼻のうがいをするように洗浄をするのですが、
鼻を洗うことは蓄膿症にはとても効果があります。

しかし、やり方を間違えてしまうと
逆に鼻が痛くなってしまうこともあるので、

きちんとやり方を確認してから鼻洗浄を行うようにしましょう。

また、薬局などで売られている市販薬でも蓄膿症の薬はあります。
ちゃんと鼻の奥の膿に効果があるので、
気になる方は一度試しに使ってみてもよいと思います。

病院での治療

自宅で頑張ってはみたけれど改善されないときは病院で適切に治療を受けましょう。
年齢や鼻にポリープの有無で治療は変わってきますが一般的には薬物療法のマイロライド療法をします。

抗生剤を少量ずつ長期間飲み粘液線毛機能改善薬や消炎酵素薬などと、
場合によっては漢方薬を組み合わせて治療を継続します。

副鼻腔の洗浄やネプライザー治療(ステロイドや抗生物質などの薬剤を霧状にして鼻に直接送る)も併用して進められます。

それでも改善しない場合は外科手術や内視鏡手術によって
炎症を起こしている粘膜を取り除きます。

後遺症の心配もあったり、手術後も治療が必要になる場合もあります。

蓄膿症の時の食事

蓄膿症の炎症の原因のヒスタミンを体内で多く作らないためには
糖分の摂り過ぎに注意します。
糖分は粘液を粘度を高くするために鼻詰まりもおこしやすくなります。
動物性たんぱく質も消化に時間がかかりアレルギーの原因になるために控えます。

健康に良いとされている野菜中心で消化に良く水分が食事からも摂れるような
メニューにして健康な胃腸の状態にすることが結局は蓄膿症の改善にも
繋がります。

まとめ

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最後になりますが、
蓄膿症はただの鼻づまりやアレルギー性鼻炎と間違えられやい病気です。

重症化してしまうと合併症を引き起こしてしまう恐れもあるので、
少しでも蓄膿症の疑いがあり、
まだ初期の症状の場合は自宅で十分に改善することができるので、
自分自身で改善するための努力をしてみましょう。