蓄膿症とはたんに鼻がつまっているだけと
イメージしている人がいるみたいなのですが、実は結構つらいものです。
ひどい人では頭痛までしてきて仕事や勉強などに集中できないことがよくあり、
なかなか治らないこともあるので長く付き合っていくしかない場合も・・・
そんなつらい蓄膿症による頭痛などの痛みについてと蓄膿症に効くツボについて紹介していきます!
蓄膿症による頭痛などの痛みについて
蓄膿症は悪化してしまうと顔全体の激しい痛みに悩まされる方も多いと思います。
鼻の奥の強い痛みに悩まされたり、頭痛や歯痛、ひどいときはめまいまであらわれます。
顔全体の痛みは、鼻や頬辺りにあらわれる場合が多く、
鼻の奥にある膿が痛みを発生させている原因です。
顔の奥の方から痛みがあらわれるので、なかなか対策することができないのです。
蓄膿症による頭痛は、一般的な頭痛とは違って鈍く深い痛みが長時間続きます。
これらの痛みが重なると、日々の生活が辛くなったり眠れなくなったりするので、
なるべく早く改善したいものです。
蓄膿症による歯痛は、歯茎のところなどが痛いというような症状で、
蓄膿症の原因の1つとして、虫歯による細菌が歯茎を通じて、
鼻の奥まで入り込んでしまうからなのです。
蓄膿症の痛みがあまりにひどい場合は、鎮痛剤を病院で処方してもらうことができるので、
多少の痛みは和らげることができるでしょう。
しかしながら、鎮痛剤は一定時間しか効果が得られないので、
蓄膿症によって顔面や頭がひどく激しく痛むことがあります。
そして、場合によっては鎮痛剤を飲まない方が良い場合もあるのです。
鎮痛剤を飲み過ぎてしまうと、痛みを緩和させる作用が弱くなるとも言われています。
したがって、もし蓄膿症で顔の痛みがあまりにひどい場合は、
顔を横向きにして寝ると楽になることがあります。
鼻の奥に溜まった膿が下に流れることにより、痛みを和らげることができるのです。
蓄膿症に効くツボとは?
上でも書いたように、蓄膿症になると顔全体や頭などいろいろなところに痛みを感じます。
そこで、ここでは改善するまではいかないのですが、
ツボを押すことで一時的に痛みを和らげることができる蓄膿症に効くツボについて紹介していきます。
こういったツボ押し棒を使うと
ネイルしていたり、爪が長い方、うまく力を入れられないという場合に大変便利ですよ♪
合谷(ごうこく)
合谷は、手の甲の親指と人差し指の付け根にあるツボです。
合谷のマッサージ方法は、痛みが出ている側の手に行い、
親指を使って3~5秒押して2秒ぐらい休みます。
合谷を指圧することで、鈍い痛みが脳に伝わり
脳が痛みを緩和させる物質を大量に分泌します。
痛みを麻痺させて、痛みが和らぐ効果があります。
内庭(ないてい)
内庭は、足の人差し指と足の中指の付け根部分にある上歯に作用するツボです。
合谷と同じく歯の痛む側の足に行い、手の親指と人差し指でつかむように指圧します。
または、つまようじを2、3本束にして、尖っていない方でツボに圧をかけます。
内庭は合谷とセットで指圧することでより効果を得られます。
太陽(たいよう)
太陽は、こめかみの少し目尻側にあって頭痛や偏頭痛、顔面神経痛に効果のあるツボです。
眼病予防や老眼にも効果があります。
両手の人差し指の腹で指圧します。目の近くにあるので、
人差し指一本で指圧を行 うことは危険なので、
中指や薬指を添えて行うようにしましょう。
5秒ぐらい圧をかけたり、指の腹でぐるぐる回すように指圧したりすると効果的です。
こちらも参考にしてください!
まとめ
最後になりますが、ここで紹介した蓄膿症に効くツボを
指圧することである程度の痛みを和らげることはできます。
しかしながら、やはり根本的に原因からきちんと治さないことには痛みは改善されません。
蓄膿症は軽い症状の場合、1年以内で完治しやすいと言われています。
もし蓄膿症のような症状が出たら、早めに一度耳鼻科に行くようにしましょう。