美容の大敵であるしわ、たるみをもたらす紫外線は
女性にとっては深刻な問題です。
そこで今回は、紫外線対策をし、しわ、たるみなどから
お肌を守ってくれるという今、話題の椿油についてご紹介します。
うっかり日焼けにご用心!
夏になると紫外線対策を始める方は数多くいるかと思います。
しかし、夏以外にも紫外線が強くなる時期があると言います。
それは5月です。
明るく、温暖な春真っ盛りの5月は外出する機会も多くなります。
そんな5月は、うっかり日焼けをしてしまう時期でもあるのです。
しわ、たるみを招く紫外線UV-Aは、大きく3種類に分けられます。
- A波
- B波
- C波
C波は、オゾン層により阻まれる為、地上まで降り注ぐことはありませんが
A波やB波は、しっかりと地上へ降り注ぎます。
B波は、UV-Bと言われ、オゾン層の増減により、
地上に降り注ぐ紫外線の量が変動するという特徴を持っています。
このタイプの紫外線は、夏に最も多く、
浴びるとお肌が赤くなるサンバーンという日焼けを引き起こします。
A波は、UV-Aと言われ、紫外線のおよそ9割はこのタイプです。
波長が長い為、曇っていても室内にいても通り抜けるパワーがあるのが特徴です。
そして、A波は、お肌の奥まで通って、ハリや潤いを保っているコラーゲン線維や
エラスチン線維を破壊します。
そして、しわ、たるみを発生させます。
これらの原因であるUV-A波の紫外線は春になると、冬の時期の3倍にもなると言われています。
紫外線と乾燥
紫外線と乾燥の関係性とそれらがもたらすお肌トラブルをご説明します。
紫外線がしみ、くすみをもたらす!
紫外線により、炎症を起こすことで、メラニン色素が過剰に生成されます。
紫外線により、乾燥が進めば、お肌のバリア機能は、低下していきます。
これにより新陳代謝が低下し、
メラニン色素を含んだ角質がお肌に留まって、色素沈着を起こします。
結果、しみやくすみとなります。
紫外線はニキビ、肌荒れをもたらす!
紫外線は角質層を厚くし、肌の内部をスカスカにして水分を蒸発させていきます。
これによりお肌の表面は、ごわつき、硬くなり、キメは乱れ、
酸化した皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすくなっていきます。
結果、ニキビや肌荒れとなります。
紫外線はしわ、たるみをもたらす!
皮脂の分泌量は、加齢に伴い、減少していきます。
皮脂が不足すると、
紫外線などの外部刺激を受けやすい状態となり、乾燥はより酷くなります。
結果、しわやたるみが起こります。
紫外線対策
このように紫外線と乾燥は切っても切れない関係にあります。
紫外線対策は、同時に乾燥対策であると言っても過言ではありません。
椿油がしみ、しわ、たるみを防ぐ!?
美肌&アンチエイジングにも有効と言うことをご存知でしたか?
化粧品に含まれている油分は、
以下によっては非常に酸化しやすくなるという性質を持っています。
- 酸素
- 排気ガス
- 紫外線
特に有害性が強い紫外線は、酸化を速め、老化やガンを招くとされています。
油分が有害な過酸化脂質に変化するとコラーゲンが破壊されたり、
新陳代謝の活動が低下されることで、お肌にダメージを及ぶとされています。
そこで、有効なのが椿油です。
椿油には、オレイン酸が多く含まれています。
オレイン酸は、最も酸化しにくい油と言われています。
成分の80%以上がオレイン酸!
オレイン酸が豊富な油は、他にもオリーブオイルがあります。
しかし、オリーブオイルが約75%のオレイン酸を含んでいるのに対し、
なんと椿油は80%以上がオレイン酸です。
私たち人間の肌の主成分の40%はオレイン酸です。
その為、オレイン酸が豊富な椿油は最も皮脂に近い油であると言えます。
椿油で紫外線をカット&美肌に!
私たち人間の肌に近い椿油だからこそ、
お肌になじみやすく理想的な皮脂バランスを保ってくれます。
皮脂バランスが保たれると、ハリや艶、
潤いのある美しいお肌になることが出来ます。
また酸化しにくいオレイン酸を豊富に含んだ椿油は、
皮膚に薄く伸ばしても乾きにくい為、長い保湿効果が得られると言います。
いつまでも若々しいお肌でいたいと願う女性にとって、椿油はまさに美のオイルですね。
椿油は特に紫外線(UV-B)をカットし、しみやくすみ、
そばかすを防ぐ効果に優れていますので、椿油での紫外線対策は有効です。

まとめ
オゾン層の破壊に伴い、地上に降り注ぐ紫外線量は増加しています。
夏じゃないから大丈夫と油断は禁物です。
特に強力な紫外線A波は、要注意!
室内だからと言え、紫外線対策を怠ればうっかり黒い日焼けを起こしたり、
美容の大敵であるしわ、たるみを引き起こしやすくなりますので、
紫外線対策は緩めないことをオススメします。