溶連菌感染症アデノウイルス・・・
あまり聞きなれない病名なのですが、
なんだか恐ろしい病気の感じもします。
溶連菌感染症とアデノウイルスは、
いったいどんな病気で、
どのような症状があらわれるのでしょうか?

ここでは溶連菌感染症とアデノウイルスとはどんな病気なのか、
そしてどのような症状があらわれるのかなどについて詳しく紹介していきます!

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溶連菌感染症とはどんな病気?

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溶連菌感染症とは、A郡溶血性連鎖球菌感染によって起こる子供の病気で、発熱と発疹が主な症状です。

溶連菌感染症に感染してから2〜4週間ぐらい経ってから急性糸球体腎炎
リウマチ熱を合併症として発症することがあるので、
主な症状が治まった後でも注意しなくてはいけないのです。

そして、溶連菌感染症は感染者の咳やくしゃみなど
口からの飛沫による飛沫感染によって感染します。
ここ最近では治療に抗生物質を用いるので、
以前ほどは厳重に隔離する必要はなくなり、
一般的な子供の感染症として治療が行われています。

また、溶連菌感染症の流行する時期は11月頃〜3月頃までです。

溶連菌感染症についての動画はこちら

溶連菌感染症の症状は?

溶連菌感染症の症状は2〜4日ぐらいの潜伏期間を経て、
いきなり38度〜40度高熱が出て、
頭痛や喉の痛みがあり、嘔吐を伴うこともあるようです。

喉の症状では喉が真っ赤になり、
扁桃腺首のリンパ節が腫れて痛み、
扁桃腺に偽膜と呼ばれる白い膜がつくことがあります。

溶連菌に感染した子供の半数以上にイチゴのようなブツブツが舌にあらわれるイチゴ舌がみられます。

発熱した後は12時間〜72時間ぐらいで溶連菌感染症特有の発疹があらわれ、
首の付け根、脇、鼠径部に始まり、胴体や手足に広がっていきます。

この発疹はかゆみを伴い、最初のうちは毛穴と一致した赤い点々とした点状丘疹なのですが、
皮膚全体に次々とびっしりと広がり、一面が赤く見えるようになります。
顔は頬だけが赤く目立ち、口の周囲は蒼白に見えるようです。

溶連菌感染症による合併症がない場合、
1週間前後で熱は下がり、発疹も3日〜7日ぐらいで消えてくるでしょう。
そして、2〜3週間後ぐらいからは脇、手指の先端、爪の根元、
鼠径部の皮膚がうろこ状に剥けてきて、手の平や足の裏は膜のように大きく剥けることがあります。

この皮が剥けてくることで驚く方もいるかと思うのですが、
これは溶連菌感染症の一般的な治りかけの症状の1つなので心配せずにそのまま完治するのを待つようにしましょう。

大人が溶連菌感染症に感染した場合、
子供ほどは症状がでないことが多いです。

喉が痛くて少し熱が出たというような症状で風邪と間違えやすいですが、
風邪薬を飲んでも治らず自分の子供や周りで流行っている場合は
症状が軽くても病院で診察してもらいましょう。

抗菌薬を服用しない場合は
いつまでも風邪のような症状が治まらないことがあります。

その時の健康状態によっては重篤な症状が出ることもあるので経過に充分な注意をします。
健康状態の良い大人の場合は感染しても保菌者にはなりますが、症状が出ないこともあります。

アデノウィルス感染症はどんな病気?

アデノウイルス感染症は一般的にはあまり知られていない
アデノウイルスに感染する感染症なのですが、
インフルエンザウイルスの次に人の体から検出される確率が高いウイルスなのです。

インフルエンザウイルスは、
寒い冬に多く流行し、症状も高熱、関節痛、全身のだるさなどが特徴です。
これに対して、アデノウイルス感染症は特に季節は関係なく、
その症状も軽い風邪のようなものから重症化して扁桃腺炎肺炎
さらには結膜炎嘔吐下痢症など感染する人によってかなり症状も違ってくるのです。

また、扁桃炎結膜炎などはその症状がとても強くてあらわれ、
細菌感染によるものと区別がつかないケースもあるので注意しなくてはいけません。

細菌感染によるのものでは普通抗生物質が効くのですが、
アデノウイルスの感染によるものは抗生物質が効かないので、
治療していても熱が下がらないことがよくあるのです。

しかし、ながら、最近では綿棒で拭い取ったのどの浸出液や便を調べることで、
簡単にアデノウイルスに感染しているかどうか診断することができるようになっているようです。

「アデノ」とは、扁桃腺やリンパ節を意味する言葉で、
アデノウィルスはその名前の通り、扁桃腺やリンパ節の中に隠れて増殖していきます。

人に感染するアデノウイルスは今現在49種類確認されており、
ここ最近ではどの種類がどんな病気を引き起こすのかがある程度はわかってきているようです。


https://twitter.com/exs2chi_chan/status/760059676272701440
https://twitter.com/rina03040304/status/758175175091380225

アデノウィルス感染症の症状は?

アデノウイルスはいろいろな病気を引き起こす要因になります。
潜伏期間は5〜7日で、感染経路は便、飛沫などで、
特に乳幼児は免疫がつきにくいので何回も感染してしまうこともあるようです。

いろいろな症状があるウイルスなので症状も様々ですが
子供は直接感染することが多いので目の症状から出ることが多く、
大人は二次感染が多いので喉からの症状から発症する場合が多いです。

ウイルスの型によっては大人の方が症状が重くなる場合もあるので、
無理をしないで症状にあった対処をします。



アデノウィルスが引き起こす病気

気管支炎

気管支炎は、熱や鼻水、咳、喉の痛みなどのいわゆる「風邪」のような症状があらわれます。

場合によっては、高熱や悪寒、頭痛、筋肉痛などのインフルエンザに似た症状を起こすこともあります。

肺炎

特にアデノウイルス7型は重度の肺炎を起こすことでわかっています。
これは5歳以下の乳幼児が感染することが多く、髄膜炎や脳炎、心筋炎などを併発する恐れもあるので要注意です。

扁桃腺炎

扁桃腺に膿がつき、高熱3〜7日間ぐらい続いて、喉が痛みます。

咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱(プール熱)は、主にアデノウイルス3型が引き起こすことで確認されています。
高熱3〜7日間続いて、扁桃腺が腫れ、喉の痛みを伴います。
さらに、両目または片目が真っ赤に充血して、目やにが出ます。

夏場にプールを介して感染して流行することから、プール熱とも呼ばれているのですが、
プールに入らなくても飛沫や糞便を通して感染してしまうので注意するようにしましょう。

流行性結膜炎

流行性結膜炎は、主にアデノウイルス8型が起こすことで知られています。
目が充血し、目やにが出るのですが、
咽頭結膜熱のように高熱が出ることなく、喉の赤みもそれほど強くはないです。

胃腸炎(嘔吐・下痢症)

胃腸炎は乳幼児の嘔吐・下痢症の主な原因になります。
特にアデノウイルスによる胃腸炎は、
腸重積を起こす原因になりやすいので気を付けましょう。

出血性膀胱炎

出血性膀胱炎は主にアデノウイルス11型が起こすことがわかっています。
排尿するときに痛みがあり、真っ赤な血尿が出るのが特徴です。

無菌性髄膜炎

他のウイルスによる髄膜炎と同じく、
発熱や嘔吐、頭痛が主な症状としてあらわれます。
このように風邪の中のウイルスの一つとはいえ様々な症状があり、重症化する型もあります。

下痢や嘔吐の時の予防と対応

下痢が激しく症状としてでるのは胃腸炎を起こす
31型・40型・41型40型41型腸管アデノウイルスと言われています。

この型のアデノウイルスノロウイルスロタウイルス
寒い季節に流行するのに対し夏場を中心に一年中流行します。
下痢に嘔吐も伴いますが嘔吐は比較的軽く下痢が1週間から2週間続くこともあります。

発熱はあまりなく喉に痛みを伴うことはあります。

この型のウイルスに感染した人がまわりにいる場合、
便からは潜伏期間から症状が治まっても1か月程度排出されるので、
十分な予防対策が必要になります。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

ドアノブや共有するところをこのようなアルコールや塩素などで消毒することや、
念入りな手洗いうがいの他にもお風呂ウイルスがうつるので感染者は最後に入るかシャワーにします。

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うつらないうつさないように充分に予防することが感染を広げないことになります。

この型に感染しても他の型と同様に特効薬はないので、対処療法になります。
下痢止めは使わないで整腸剤などを使います。
脱水や水分が摂れない時には点滴をしてもらいますが、
特効薬がないために安静にして水分や栄養が不足しないようにしながら自然に治るのを待ちます。

溶連菌感染症とアデノウイルスを見分けるには?

それぞれの潜伏期間・感染期間・治療期間の違いや
併発はしてしまうことはありえるのかを比べてみましょう。

潜伏期間
溶連菌感染症2−4日アデノウイルス5−7日

感染期間
溶連菌は有効な抗生物質を内服後24時間経過するとほとんど感染力はなくなります。
アデノウイルスは完治後も1か月はウイルスが体内に出ます。

治療期間
溶連菌感染症は発熱・発疹は1週間程度。完治までは2−3週間
アデノウイルスは発熱は1週間程度、目や咳の症状は10日程度
完治までは2週間程度

外出・登校禁止期間
溶連菌感染症は抗菌薬を飲んで24時間以上過ぎ、
発熱も完全に治まり元気になれば外出しても人に移すことはありません。

アデノウイルスは発熱が治まってから2日間登校・登園禁止になります。
大人の場合もうつすことを伝えてから会社などに相談してみます。

高熱が出て二つの病気を見分けるには舌に特徴的な症状があるか、
目に症状が出ていないかなどその病気特有の症状が違うので
まずは溶連菌感染症になっていればわかります。

しかし、この二つの感染症は併発することもあります。
溶連菌感染症は抗菌薬を服用すれば丸一日程で熱は下がってきます。

抗菌薬を服用しても熱が下がらなくて他の症状が出てきてわかることがあります。
アデノウイルスは特効薬がないので溶連菌感染症の症状が治っても症状に合わせた治療が必要になります。

流行する時期が違いますが、
流行していなくても一年中罹らないことはありません。

まとめ

最後になりますが、溶連菌感染症やアデノウイルスなどの感染症は
うがいや手洗いをこまめに行うことで予防することができるので、
外出して家に帰ったときはうがい・手洗いを習慣にするようにしましょう。