急な発熱やのどの痛み・・・
インフルエンザや風邪かな?と思う方もいるでしょう。

そのあとに顔や首、胸に発疹が広がり、
痛みがあるかゆみを伴う場合は、溶連菌感染症の可能性があります。

溶連菌感染症の特徴の1つとして、発疹やかゆみがあるようです。
ここではあまり聞きなれない溶連菌感染症について詳しく紹介していきます!

溶連菌感染症は発疹やかゆみが顔などに広がることが特徴!?

08440ba6

溶連菌感染症という病気はあまり耳にすることがない病名なのですが、
急性咽頭炎やリウマチ熱、毒素性ショック症候群といった
いろいろな病気を誘発する可能性がある感染症なのです。

溶連菌の感染力は非常に強く、
家庭内に感染者がいれば大人でも子供から感染してしまいます。


溶連菌感染症の初期症状として、
はじめは咽頭炎や扁桃炎のような喉に対しての違和感があらわれます。

そして、39℃前後の急な高熱も出るので
「風邪みたいだけど、なんだか普通の風邪とは少し違うな」と疑問を抱く方も多いようです。

それから1日も経たないうちに喉の痛みがさらにひどくなり、
頭痛や吐き気、腹痛、筋肉痛、関節痛を起こりやすいです。

ただし、この時点ではまだ溶連菌感染症とは判断できないのです。
溶連菌感染症の場合、顔や首、胸のあたり、
手首や足首に細かく赤い発疹が広がり、少し痛みを感じるかゆみ
を伴います。

また、舌が白いコケのようなものに覆われるようになってくると、
溶連菌感染症の確率がとても高くなってきます。

そして、3~4日ぐらい経つと舌が真っ赤になりプツプツと荒れてきます。
これは「イチゴ状舌」と呼ばれていて、溶連菌感染症の特徴的な症状の1つになります。

さらに、首のリンパ節が腫れたり、扁桃腺が腫れた喉の痛み、
中耳炎、かゆみを伴う赤く細かい発疹が溶連菌感染症の特徴としてあらわれることがあります。

溶連菌感染症はまわりに感染しやすいので要注意!?

溶連菌感染症の感染経路としては、
溶連菌に感染している人の咳やくしゃみによって菌が飛び散り、
まわりの他の人が菌を吸い込んで感染する飛沫感染が一般的な感染経路です。

溶連菌感染症の潜伏期間は、
溶連菌が感染してから発症するまででだいたい2~5日ぐらいです。

発症するとまずは発熱と喉の痛みを感じ、数日以内に発疹やかゆみ、
イチゴ状舌などの溶連菌感染症特有の症状が出るのですが、
溶連菌の毒素で合併症を誘発してしまうこともあるようです。

溶連菌による合併症として、リウマチ熱、壊死性筋膜炎、掌蹠膿疱症、
汗庖状湿疹、急性腎炎、急性咽頭炎、急性糸球体腎炎、血管性紫斑病、
猩紅熱、伝染性膿痂疹、毒素性ショック症候群、急性胃炎などが挙げられます。

溶連菌は「A群β-溶血性連鎖球菌」が正式な名前で、
世界中で20種類近くの溶連菌が人に感染していて、
日本では4~5種類のタイプが確認されているようです。

抗生物質が今のように発達していない以前は、
溶連菌は「猩紅熱」と呼ばれる伝染病として恐れられていて、
感染者は隔離されるようなとても危険な病気だったようです。

溶連菌の感染による咽頭炎や扁桃炎は風邪と同じぐらいか
それ以上の症状なので、きちんと専門機関の検査が必要になってきます。

溶連菌の検査方法としては、A群溶血性連鎖球菌迅速診断キット、
咽頭培養検査、血液検査のいずれかが一般的なようです。

溶連菌感染症の治療はどうすればよいの?

db4d7fa8dba10034f90566a3dba6e584_s

溶連菌感染症の治療として、今現在は抗生物質で治療することができます。
抗生物質をきちんと服用すれば症状は1~2日ぐらいで回復してくるのですが
舌の感覚や肌の回復などの回復には1週間ぐらいかかるでしょう。

発熱やかゆみを伴う発疹がおさまったとしても、
溶連菌が体の中から消えたわけではなく気分が悪くなったり、
蕁麻疹(じんましん)が出やすくなってりもするようなので気をつけましょう。

溶連菌は喉に潜伏していることが多く、
まわりに感染する危険性が高いので、家庭内で1人が感染した場合は、
20日間ぐらいは体調の変化に気をかけたほうがよいでしょう。

溶連菌は非常に感染力が強く、子供から親へと感染し
家族が全員感染してしまうケースも多く、
診察した医師や受付などの病院関係者も患者から菌をもらってしまうこともあるのです。

ですから、発熱や喉の痛み、かゆみを伴う発疹、
イチゴ状舌など溶連菌感染症の特徴的な症状があらわれた場合は、
自己判断せずまずは病院で診察を受けてから専門医の指示の元で治療を進めて行くことをおススメします。

そして、病院で処方された抗生物質は
最後まできちんと服用する
ようにしましょう。

溶連菌感染症の治療にはペニシリン系かセフエム系の抗菌剤が効果的で、
1週間~10日ぐらいの間続けて服用すると症状は治まってきます。

症状が消えたとしても自己判断で薬の服用をやめてしまうと、
合併症を引き起こしてしまう恐れがあるので、
決められた期間は抗生物質の服用を続けるようにしましょう。

まとめ

最後になりますが、溶連菌感染症は
発熱と喉の痛みを感じてから数日以内に発疹やかゆみ、
イチゴ状舌などの症状があらわれることが特徴のようです。

ですから、なんだか普通の風邪とは少し違うなと感じたら
自己判断せず病院へ行って診察を受けるようにしましょう。

そのような菌に感染しないように日頃から手洗いうがい・消毒や
マスクをして対策をしておきましょう。
マスクはウイルスなどのブロック率が高いものを選ぶことをオススメします。