最近では、高齢者だけではなく、若い方でも腰痛になる人は増えていますね。
どうしてだと思いますか?

また、腰痛になりやすい人は、にもなりやすいのです。
それは、腰痛になる原因と、痔になる原因が似ているところがあるからなのです。

この二つの病気の原因は、主に生活習慣から来ているのです。
どんな生活習慣なんでしょうか?

腰痛と痔の原因は血行不良から?

それではどうして、腰痛になると痔にもなりやすいのでしょうか?
まず、腰痛と痔の共通の原因の一つには血流不良があります。

腰痛の人は、主に立ちっぱなしの人や座りっぱなしの人、
腰やお腹の筋肉を運動させる機会が少ない人に多いのです。

腰やお腹の筋肉をあまり動かさないと血流不良になり、腰痛になります。
腰痛が酷くなって、さらに腰を動かさないことが増えると、もっと血流不良が酷くなり、
肛門も血流不良になり、痔になりやすくなるという訳です。

痔も腰痛も、同じ条件下で仕事をしている人に多く見られます。
つまり、腰痛が起こる原因と、痔が起こる原因は、とてもよく似ているのです。

若い人に腰痛が多いのはどうして?

実は、若い人、そうでないにかかわらず、共通して腰痛になる要因があります。
それは、立ったままでも座ったままでも、「同じ姿勢で長時間過ごす」ことです。
これを続けてしまうと、腰痛になりやすいのです。

例えば、パソコン作業や書類を作成しているとき、無意識に背中が曲がってしまったり、
首が前に伸びてしまったり‥‥‥そんな事はありませんか?

また、スーパーのレジ打ちのパートさんが、同じ姿勢で立ちっぱなしの仕事を続けていて、
腰が痛くなるという話を聞いたことはありませんか?

正しくない姿勢で長時間作業をしていると、背中や首の骨を、正常ではない形になってしまいます。
そうなると、たとえ年齢が若い方でも腰痛になってしまうのです。

長時間、同じ姿勢で仕事をしている方は正しい姿勢でいることを心がけましょう。

腰痛についてはこちらの記事もご参考に!

気になる痔

さて、痔になったら、病院は何科を受診したら良いのでしょう?
それに、痔の症状って、気になりますよね?
でも、他の人には聞きにくいですよね。


痔は初期であれば、早く完治します。

痔になったら、肛門科肛門外科があれば、そこで診てもらうことが出来ます。
もしも、お近くになければ外科または消化器外科で受診して下さい。

そして、もしも痔の他に気になる疾患があるのならば、かかりつけの病院で診てもらうのもありですよ。

痔の治療には、生活習慣の改善座薬による治療があります。
特に、腰痛と痔の両方を煩っている方でしたら、痔も腰痛も生活習慣が原因な場合が多いので、
生活習慣正すことによって痔が治れば、腰痛も治るかもしれませんね。

そして、気になる痔の種類ですが…

  • いぼ痔(痔核、外痔核)
  • 切れ痔(外痔核)
  • あな痔 (痔瘻)

この3つがあります。
一つずつ説明しますね。

痔核

痔核とは、いぼ痔の一種です。
痔の中で一番多い症状です。

肛門を閉じる役割をする筋肉ががうっ血してふくらんだものを痔核と言います。
この症状は、トイレの時間が長くて排便時のいきみが強い人、
長時間同じ姿勢をとる人、妊娠や出産がきっかけで起こりやすくなります。
腫れて痛むことはありますが、出血はありません

外痔核

外痔核も、いぼ痔の一種です。
これは、肛門の閉じる役割をする筋肉の外側に血豆が出来た状態のことを言います。
別名、血栓性外痔核ともいいます。

こちらも、腫れて痛むことがあるものの出血はありません。
便秘下痢をよくする方や、アルコール辛いものをよく摂取する方、
また、長時間歩き回ることや座りっぱなしが多い方がなりやすいです。

また、冷えストレスなどが原因となるときもあります。

切れ痔

切れ痔は、肛門の皮膚が切れたり裂けた状態のことをいいます。
この症状は、便秘などによって、硬い便を無理に出そうとしてその刺激で切れてしまうのが原因です。

便秘がちな女性や下痢気味な方に多く見られます。
排便時に痛み出血があります。

あな痔

そして、あな痔は肛門内部のくぼみに大腸菌などが感染すると、
炎症が起こり、化膿してがたまります。

この症状が繰り返されると、細菌と膿が皮膚を破って一本のトンネルのようになって流れ出てきます。
これがあな痔となります。

この症状は、下痢やストレスで免疫力が低下した人に多く見られます。
肛門の力の強い男性にも、やや多い傾向があります。

この痔は、膿も出てくる痔ですので痛い上、下着も汚れます
症状が進んでしまうと手術をしなくてはいけなくなります。

どの痔も、症状が重たくなると完治に時間がかかりますので、早めに病院へ行ってくださいね!

痔や腰痛に効果的な市販薬ってあるの?

もちろんあります。
特に痔は、その痔の種類によってお勧めの薬が違います。

肛門の内部に出来た外から見えない痔は、
内側に塗りやすい注入タイプ座薬タイプをおすすめします。
そして、肛門の外側、外から見える場所に出来た痔は、
塗りやすい軟膏タイプ注入タイプをおすすめします。

また、痔の薬にはステロイドが配合されている薬とそうでない薬があります。
一般的には、ステロイド配合されている薬の方が、効き目が強く早く治る傾向があります。

けれど、ステロイドは長い期間使うと、免疫力が低下することがあるので、
使用するのは10日程度にする事をお勧めします。

さて、痔のお薬で有名どころといえば、ボラギノールと、プリザエースの2種類あります。
実はこの2種類、効果にそれほど大きな違いはありません。

2種類の違いは、こんな感じです。

ボラギノール

種類によってはステロイドが配合されている物もあります。

プリザエース

傷を治す効果の他に、消毒効果があります。
メントール配合されているものもあり、使うとスースーと清涼感がありますよ。

肛門の中の痔を早めに治したいのであれば、ステロイド配合されているボラギノールMを、
清涼感がほしかったり、患部の雑菌が気になる方は、プリザエースを、それぞれ選ぶのをお勧めします。

一方、腰痛の湿布薬も、選び方にポイントがあります。

腰痛には2種類あります。
1つは、ぎっくり腰のような急性腰痛で、
もう一つは、デスクワークや長時間同じ姿勢でいたことが原因で起きる、鈍い痛みが長く続く慢性腰痛です。

急性的な腰痛の場合は、腰が炎症を起こしている可能性があるので、
消炎効果鎮痛作用の強い湿布薬をお勧めします。

一方、鈍い痛みが長く続くような慢性腰痛であれば、湿布薬も治るまで貼るため、
長期にわたって使い続けることになります。
なるべく効果が穏やかな湿布をお勧めします。

なお、腰痛の湿布薬として、長年人気を博しているエレキバンですね。

エレキバンは、磁力によって、血行を良くする湿布ですので、
血行不良が原因で腰痛になっている方にはお勧めです。


腰痛が治まった方もいるようですね。

このエレキバンの良いところは、強い薬品の成分ではなく、
磁力によって血行をよくして腰痛を和らげるという点と、
他の湿布とは違い、数日貼りっぱなしでも大丈夫という点でしょうか?

けれど、難点もあります。
それは、「ツボに貼らなければ効果が半減してしまう」という点です。
エレキバンは、腰のツボに貼るととても効果的ですが、
上手く貼れないと、なかなか効果が出ないそうです。

それでも、痛む場所によっては、とても効果的に使うことが出来ると思います。
腰痛の薬をお買い求めになるときの参考になさって下さい。

腰痛・痔の予防ポイントは生活習慣

痔や腰痛の予防で共通に言えることは、生活習慣です。

腰痛と痔は、その原因が似ているところがあります。
例えば…

  • 同じ姿勢で長時間いる事が多い
  • 寒いところにいる事が多い、身体が冷えやすい
  • 運動不足
  • トイレに長時間いたり、便意がないのにいきんでしまう

こういった習慣に心当たりのある方は、要注意です。
腰痛や痔になりやすいです。

座りっぱなしが多い人は、ドーナツ型のクッションを椅子に敷いたり、
こまめに立ち上がって、軽く身体を動かすだけでも随分違います。

身体が冷えやすい方は、寒さ対策や、普段から寒くない服を選ぶように心がけましょう。

また、運動不足は腰痛だけではなく、様々な身体の疾患の原因になります。
こまめに身体を動かす習慣を付けられると良いですね。

まとめ

  • 腰痛の原因と痔の原因は似ているので、腰痛になると痔になりやすい
  • 同じ姿勢で長時間いることが多い人は、若い人にかかわらず、腰痛になりやすい
  • 痔になったら、肛門科外科で診てもらう
  • 痔にも何種類かあり、それにより、薬を使い分ける
  • 腰痛は、急性慢性によって、湿布を使い分ける
  • 生活習慣を少し変えるだけで、痔や腰痛は予防できる

いかがでしたでしょうか?

腰痛だけでも辛いのに、その上さらに痔まで煩ってしまったら・・考えただけで本当に辛いですね。
腰痛と痔は、その原因も似ています。

どちらかの予防をすればもう片方の予防にもつながりますし、
原因が同じであれば、どちらかを治せば痔も腰痛も治るでしょう。

けれど、日頃から、腰痛や痔にならない生活習慣を身につけることも大切なのですね